なぜ血糖値が上がると太るのか?
【この記事の目次】
チャーハンは白ご飯より、血糖値が上がりにくいらしいぞ!
ちわすん、しょんです。
ダイエットをしていると必ず聞く言葉に血糖値というものがあります。
痩せたいなら血糖値を上げてはいけないと言いますよね?
血糖値を上げちゃだめなことはダイエットしたことをある人なら誰もが知っていることだと思います。
でも、なぜ血糖値を上げてはだめなのかをしっかり理解していますか?
ぼくは理解していませんでしたw
ということで、今回はなぜ血糖値が上がると太るのかを調べてみました。
ブドウ糖はエネルギーとして吸収できない
炭水化物は分解されてブドウ糖となり、血液中を彷徨います(血糖)。
ただし、ブドウ糖のままなにもされなければ、筋肉や脂肪には吸収されず、尿としてただ排出されるだけなのです。
つまり、いくら炭水化物を食べたとしても、いくら血糖値が高くなっても太ることは無いのです。
なにもされなければね・・・w
でも、それでは人間は活動することができません。
そこでブドウ糖を吸収できる形のグルコースに変換する必要があるのです。
それを担っているのがインスリンという物質ですね。
インスリンは分泌されるとブドウ糖をどんどんグルコースに変換していきます。
このグルコースが必要以上に変換されると、脂肪となってしまうのです。
つまり、太らないためには下記の2つの方法があるということになります。
1.ブドウ糖の摂取を控える
2.インスリンの分泌を抑える
このどちらかが達成されれば、グルコースが必要以上に発生することは無いのです。
インスリンの分泌を抑えるためには
では、インスリンの分泌を押させるにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、急激に血糖値を上げないことです。
人間の体は血糖を感知して、血糖の量を調整するためにインスリンを分泌します。
その際に、血糖の量が多ければ多いほど多量のインスリンを分泌してしまうのです。
インスリンが分泌されるとブドウ糖はグルコースに変換されるので、血糖は少なくなり、 インスリンの分泌も徐々に抑えられます。
例えば、お米などを急に食べると、炭水化物がブドウ糖にどんどん変換されてしまい。ブドウ糖の急激な増加によりインスリンを大量に分泌します。
逆に、糖分の少ない野菜などを食べた場合は血糖は緩やかに上がるので、少量のインスリンが分泌されます。
インスリンが分泌されてからお米などを食べることで血糖値の上昇を抑えることができます。
そして、全体的にはインスリンの分泌量が抑えられるという流れになります。
インスリンの過剰分泌の最悪なところ
インスリンが過剰に分泌されると脂肪のもととなるグルコースが多量に作られることがわかったと思います。
ですが、インスリンの過剰分泌の恐ろしさはそれだけではありません。
人間は血糖の量で空腹感を出すようです。
つまり、血糖値が下がるとお腹が空くのです。
炭水化物を急に摂取した場合、人間の体は
「うわぁ、めっちゃブドウ糖きた!!
これやばい量かもしれんからインスリンたくさん出さなきゃ!」
って感じます。でも、炭水化物の摂取量はいつもどおりなので、
大量のインスリンにより血糖が根こそぎグルコースに変換されます。
血糖値が必要以上に下がるのです。
すると、お腹が空くのですww
つまり、
急に炭水化物を食べるとお腹が空きやすい
のです。
最後に
血糖値を上げたら、太る原因がわかりましたね。
糖尿病の人はインスリンの分泌がうまく行えません。
つまり、食べても食べても痩せてしまうんですね。
しかも、血糖値が高い状態は血管を傷つけてしまいます。
筋肉にはエネルギーが行かないし、血管はボロボロという状態になってしまうのです。
恐ろしいですね。。。
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